一人当たりの採用コストの計算方法|職種別の相場と削減のための見直しポイント
採用活動において「一人当たりの採用コスト(採用単価)」は、予算管理と採用戦略の両面で欠かせない指標です。しかし、正しい計算方法を理解せずに感覚的な予算配分を行っている企業も少なくありません。採用コストの内訳を正確に把握し、自社の数値を業界相場と比較することで、はじめて改善の糸口が見えてきます。
本記事では、一人当たりの採用コストの計算方法を基礎から解説し、新卒・中途・アルバイトの雇用形態別、さらに職種別の相場データをお伝えします。加えて、求人検索エンジンを活用したコスト削減の具体的な見直しポイントもご紹介しますので、採用費の最適化を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。
求人検索エンジンから圧倒的な応募数を獲得!
導入実績1,500社以上!初期導入費用0円!
ジョブオレは、Indeed Goldパートナー 1位※が運営する応募獲得ツール(ATS)です。
10年以上にわたり運営していた自社求人メディアの集客ノウハウを反映し、求人検索エンジンでの効果を最大化させることを目的とした採用サイトを、簡単スピーディーに作成できます。
・4つの求人検索エンジンに自動連係
※ Indeed認定パートナー制度
2023年上期総合売上賞:ゴールドカテゴリ1位
2023年上期ベストグロース賞売上部門:ゴールドカテゴリ1位
1.採用コスト(採用単価)とは?基本の考え方と計算式
採用コストの定義
採用コストとは、企業が人材を1名採用するまでにかかる費用の総額を指します。一人当たりの採用コスト(採用単価)は「採用にかかった総費用 ÷ 採用人数」で算出されます。この指標を正確に把握することで、採用活動の効率性を客観的に評価できるようになります。
採用コストの計算式
採用コストの基本計算式は非常にシンプルです。たとえば、年間の採用総費用が500万円で10名を採用した場合、一人当たりの採用コストは50万円となります。ただし、ここで重要なのは「採用にかかった総費用」に何を含めるかという点です。求人広告費や人材紹介手数料といった外部への支払いだけでなく、採用担当者の人件費や面接にかかる工数なども含めて算出する必要があります。
採用コストと応募単価・クリック単価の違い
採用コストと混同されやすい指標に「応募単価(CPA)」と「クリック単価(CPC)」があります。応募単価は1件の応募を獲得するためにかかった広告費用、クリック単価は求人広告が1回クリックされるためにかかった費用です。採用コストはこれらの広告指標よりも広い範囲の費用を含む、経営視点の指標であるという違いを押さえておきましょう。詳しくは【2026年版】Indeedのクリック単価と応募単価の目安|媒体別・職種別に解説もあわせてご確認ください。
2.採用コストの内訳|外部コストと内部コストの違い
外部コスト(直接費用)の主な項目
外部コストとは、社外のサービスや媒体に対して支払う費用のことです。代表的な項目としては、求人広告費(求人検索エンジンの広告出稿費、求人媒体の掲載費用など)、人材紹介会社への紹介手数料(年収の30〜35%が一般的)、採用イベントへの出展費用、採用サイトの制作・運用費用、適性検査や筆記試験の外注費用などが含まれます。
内部コスト(間接費用)の主な項目
内部コストは、自社内で発生する人件費や工数に基づく費用です。見落とされがちですが、採用担当者の人件費、面接官の時間的コスト、内定者フォローの工数などは合算すると相当な金額になります。たとえば、月給30万円の採用担当者が業務時間の50%を採用に充てている場合、年間の内部コストはその担当者分だけで約180万円になります。
外部コスト・内部コストの分類表
| 分類 | 費用項目 | 目安・備考 |
|---|---|---|
| 外部コスト | 求人広告費 | 媒体・プランにより月数万円〜数百万円 |
| 人材紹介手数料 | 採用者年収の30〜35% | |
| 採用イベント出展費 | 1回10万〜100万円程度 | |
| 採用サイト制作費 | 50万〜300万円(初期構築) | |
| 適性検査・外注費 | 1名あたり数千円〜数万円 | |
| 内部コスト | 採用担当者の人件費 | 業務時間の割合で按分して算出 |
| 面接官の時間コスト | 1回の面接あたり時給換算 | |
| 内定者フォロー工数 | 月数時間〜数十時間 |
採用コストを正しく管理するためには、これらの項目を漏れなくリストアップし、定期的に集計する仕組みを整えることが重要です。
【応募課金】応募が発生するまで基本無料!
導入社数500社以上!
HRアドプラットフォームとはデータとアルゴリズムで求人広告の配信を最適化した、運用型求人広告のプラットフォームです。
かかる費用は応募発生時の課金のみ。導入費用や基本料金はかかりません。さらに、予算と単価は企業側で設定するため、希望の予算で求人応募を獲得。コストやリソースを抑えて求職者を採用することが可能です。
3.【雇用形態・職種別】一人当たりの採用コスト相場
新卒採用の相場
新卒採用における一人当たりの採用コストは、一般的に90万〜100万円程度が相場とされています。大手企業では就活ナビサイトへの掲載料、合同説明会への出展費、インターンシップの運営費など多額の外部コストが発生します。一方、中小企業では大手ほどの費用はかけられないものの、限られた母集団の中で競合と差別化する必要があり、一人当たりの単価が高止まりしやすい傾向があります。
中途採用の相場
中途採用の一人当たりの採用コストは、職種や業界によって大きく異なりますが、平均すると80万〜120万円程度が目安です。特にITエンジニアや専門職の場合は人材紹介を利用するケースが多く、年収の30〜35%にあたる紹介手数料が発生するため、一人当たり150万円を超えることも珍しくありません。
| 職種カテゴリ | 一人当たりの採用コスト目安 | 主な採用チャネル |
|---|---|---|
| 営業・事務 | 50万〜80万円 | 求人広告、求人検索エンジン |
| ITエンジニア | 100万〜200万円 | 人材紹介、ダイレクトリクルーティング |
| 製造・物流 | 30万〜60万円 | 求人検索エンジン、ハローワーク |
| 医療・介護 | 50万〜100万円 | 人材紹介、専門媒体 |
| 飲食・サービス | 20万〜50万円 | 求人検索エンジン、求人広告 |
アルバイト・パート採用の相場
アルバイト・パート採用の一人当たりの採用コストは、5万〜15万円程度が一般的な相場です。求人検索エンジンのクリック課金型広告を活用すれば、応募単価を数千円〜1万円台に抑えることも可能です。特にIndeedや求人ボックスなどのクリック課金型媒体は、少額から始められるため費用対効果に優れています。
4.採用コストを削減するための見直しポイント
チャネルミックスの最適化
採用コスト削減の第一歩は、利用している採用チャネルの費用対効果を可視化することです。すべての求人を人材紹介に頼っている場合、紹介手数料だけで採用コストの大半を占めてしまいます。求人検索エンジン(Indeed・求人ボックス・スタンバイ)のようなクリック課金型の媒体を組み合わせることで、特に量を重視する採用ポジションのコストを大幅に削減できます。
求人原稿の品質向上による応募率改善
クリック単価が同じでも、求人原稿の品質次第で応募率は大きく変わります。応募率が1%から2%に改善するだけで、応募単価は半分に下がります。具体的な仕事内容、給与レンジ、職場環境の写真や社員の声など、求職者が「応募したい」と感じる情報を充実させましょう。
内部コストの効率化
選考プロセスの効率化も採用コスト削減に直結します。書類選考の基準を明確にして不必要な面接を減らす、面接回数を適切に設計する、ATS(採用管理システム)を導入して応募者管理を自動化するといった施策が有効です。こうした効率化の取り組みについては、求人検索エンジンの効果測定完全ガイド|KPI設計からレポート作成までで紹介しているKPIの設計方法も参考になります。
早期離職の防止
せっかく採用した人材が早期離職してしまうと、その分の採用コストが無駄になるだけでなく、再度の採用活動が必要となり二重のコスト負担が生じます。入社後のオンボーディングを充実させ、ミスマッチを防ぐための情報発信(RJP:Realistic Job Preview)を採用プロセスに組み込むことが重要です。
独自の運用ナレッジで広告効果を最大化!
【イオレでの運用の特徴】
①: 自社求人サイトの運用ノウハウを活かした運用
自社求人サイトの応募数を1年で10.8倍※に伸ばした経験を活かし高いパフォーマンスを上げています。
②: ご予算そのままで"応募数増加"を実現
同額予算のまま、応募獲得単価を抑えることができております。また、消化予算を上げても「効果維持」を実現した運用実績も多数あります。
③: 独自の運用ツールを活かした運用
お客様のサイトに合わせて完全カスタマイズが可能なデータフィード運用サービス「e-FEED」と、独自の運用ノウハウを搭載した採用支援システム「JOBOLE」から貴社の状況に応じて最適な運用手法をご提案いたします。
5.求人検索エンジンを活用したコスト最適化の実践例
クリック課金型のメリットを最大限に活かす
求人検索エンジンの最大の特徴は、クリック課金型(CPC課金)であることです。求人媒体のように掲載期間に対して固定費がかかるのではなく、求職者がクリックした分だけ費用が発生するため、無駄な広告費を抑えやすい構造になっています。特に複数拠点・複数職種を同時に採用する企業にとっては、ポジションごとに予算をコントロールできる柔軟性が大きなメリットです。
運用代行を活用するという選択肢
求人検索エンジンの運用にはデータ分析や原稿改善のノウハウが求められます。自社にそうしたリソースがない場合は、運用代行サービスを活用することで、専門家のナレッジを借りながらコスト効率を高めることが可能です。運用代行の具体的なメリットや費用相場については、求人検索エンジンの運用代行とは?代理店の費用相場と失敗しない選び方をご参照ください。
PDCAサイクルによる継続的な改善
求人検索エンジンの広告運用は「出して終わり」ではなく、データを見ながら継続的に改善するPDCAサイクルが重要です。具体的には、表示回数・クリック率・応募率・応募単価といったKPIを週次でモニタリングし、数値が低下している原稿には入札調整や原稿改善を実施します。こうした効果測定の具体的な手法は、求人検索エンジンの効果測定完全ガイド|KPI設計からレポート作成までで詳しく解説しています。
6.まとめ
一人当たりの採用コストは、企業の採用活動の健全性と効率性を測るための最も基本的な指標です。本記事で解説したポイントを改めて整理します。
採用コスト(採用単価)= 採用にかかった総費用 ÷ 採用人数という計算式を基本に、外部コストと内部コストの両方を漏れなく把握することが出発点です。新卒・中途・アルバイトの雇用形態別、さらに職種別の相場と自社の数値を比較することで、改善すべきポイントが明確になります。
コスト削減のアプローチとしては、チャネルミックスの見直し、求人原稿の品質向上、内部プロセスの効率化、早期離職の防止という4つの軸から取り組むことが効果的です。特に求人検索エンジンのクリック課金型広告は、採用コストのコントロールがしやすく、データに基づいた改善を行いやすい媒体です。
採用コストの最適化は一度の取り組みで完了するものではなく、継続的なデータ分析と改善の積み重ねによって実現されます。まずは自社の採用コストを正確に計算し、業界相場と比較するところから始めてみてはいかがでしょうか。