【2025年版】Indeed PLUSの料金体系とケース別予算シミュレーション
「Indeed PLUS(インディードプラス)を導入したいが、どれくらいの予算を用意すればいいのか分からない」「従来のIndeed広告と料金の考え方はどう違うのか?」といった疑問をお持ちの採用担当者様が増えています。
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1. Indeed PLUSの料金体系の基本整理
まずは、Indeed PLUSを利用するにあたって理解しておくべき料金の仕組みについて解説します。基本的には従来の運用型広告のモデルを踏襲していますが、配信面が拡大している点が特徴です。
1.1 クリック課金の仕組みと請求タイミング
Indeed PLUSは、従来のIndeedスポンサー求人と同様に「クリック課金型(CPC)」を採用しています。求人情報がユーザーの検索結果や連携サイト(タウンワーク、リクナビNEXTなど)に表示されただけでは費用は発生せず、求人がクリックされ詳細ページが閲覧された時点で初めて費用が発生します。
請求タイミングは、「Airワーク 採用管理」などの連携ATS(採用管理システム)経由でチャージ(前払い)するか、代理店経由での月締め請求(後払い)になるかが一般的です。特に代理店運用代行を利用する場合は、広告費と運用手数料を合わせた金額が請求されるケースが多いでしょう。
1.2 最低出稿金額や推奨予算感のイメージ
システム上の「最低出稿金額」は非常に低く設定されていますが、効果を実感するためには一定の予算が必要です。Indeed PLUSはAIが最適なユーザーへ求人を届けるために学習を行うため、あまりに少額(例:数千円〜1万円程度)では、学習データがたまらず配信精度が上がらない可能性があります。
一般的には、1職種あたり月額3万円〜5万円以上が最低ラインの目安とされています。もちろん、採用難易度の高い職種やエリアでは、より多くの予算が必要になる場合もあります。
2. CPC・CPAの考え方と目標設定の軸
予算を決める際には、総額だけでなく「クリック単価(CPC)」と「応募獲得単価(CPA)」の目標値を定めておくことが重要です。
2.1 クリック単価と応募単価の関係性
広告費用の構造は以下の数式で表されます。
応募単価(CPA) = クリック単価(CPC) ÷ 応募率(CVR)
Indeed PLUSでは、複数の媒体へ配信されるため、媒体ごとにクリック単価の相場が異なります。しかし、運用画面上ではこれらが統合されて管理されるため、「平均CPC」として数値を見ることになります。配信面が広がることで、ニッチな層へのリーチが可能になる一方、競合が多い職種ではCPCが高騰する傾向もあります。
2.2 目標CPAから逆算する基本ステップ
予算策定の際は、「何人採用したいか」から逆算するのが基本です。
- 採用目標人数の設定(例:月2名)
- 必要応募数の算出(例:採用率10%なら20応募が必要)
- 許容CPAの設定(例:1応募あたり1万円まで出せる)
- 必要予算の算出(20応募 × 1万円 = 20万円)
この計算により、根拠のある予算設定が可能になります。漠然と予算を決めるのではなく、採用ゴールに基づいた設計を行いましょう。
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3. 月10万・30万・50万の予算シミュレーション
ここでは、よくある予算帯ごとの運用イメージをシミュレーションしてみます。
業種やエリア、求人数によって大きく異なりますが、目安として参考にしてください。
3.1 ケース1(介護×地方×月10万)のイメージ
地方エリアでの介護職募集の場合、競合密度は都市部より低いものの、求職者自体の母数が少ない傾向にあります。
| 予算 | 月額 100,000円 |
|---|---|
| 想定CPC | 100円 〜 200円 |
| 想定クリック数 | 500 〜 1,000回 |
| 想定CVR | 1.0% 〜 1.5% |
| 想定応募数 | 5 〜 15件 |
| 想定CPA | 6,000円 〜 12,000円 |
月10万円の予算であれば、特定の1〜2職種に絞って集中投下するのが賢明です。手広く配信しすぎると、1件あたりのデータ量が不足し、AI学習が進まないリスクがあります。
3.2 ケース2(事務×都市部×月30〜50万)のイメージ
都市部での事務職は非常に人気が高く、クリック単価も高騰しやすい傾向にあります。一方で応募率は高くなりやすいため、CPAはある程度抑制できる可能性があります。
| 予算 | 月額 300,000円 〜 500,000円 |
|---|---|
| 想定CPC | 200円 〜 400円 |
| 想定クリック数 | 750 〜 2,500回 |
| 想定CVR | 1.5% 〜 3.0% |
| 想定応募数 | 20 〜 50件 |
| 想定CPA | 8,000円 〜 15,000円 |
予算が30万〜50万あれば、複数の雇用形態(正社員・パート)や、複数拠点の同時募集も視野に入ります。キャンペーンを分けて検証する余裕も生まれるため、Indeed PLUSの強みである「最適化」の効果をより感じやすい予算帯と言えます。
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4. 予算別の運用方針と配分の考え方
予算規模によって、運用の際に意識すべきポイントは異なります。限られた予算を最大化するための戦略を見ていきましょう。
4.1 少額予算で優先すべき設定項目
月10万円以下などの少額予算の場合、「選択と集中」が鉄則です。
- 職種を絞る :採用優先度が最も高い1〜2職種に限定する。
- エリアを絞る :通勤圏内など、本当に採用につながるエリアに限定する。
- 原稿の質を高める :クリック後の離脱を防ぐため、求人原稿の充実に時間をかける。
4.2 増額時に見直したいキャンペーン構成
予算が増えてきたら、キャンペーン構成を見直して効率化を図ります。例えば、職種ごと、エリアごとにキャンペーンを分割し、それぞれのパフォーマンスに合わせて予算配分を調整します。
また、Indeed PLUSでは、タウンワークやリクナビNEXTなど、本来掲載料が高い媒体へも配信されるチャンスがあります。予算に余裕があれば、あえて入札を強めてこれらの媒体への露出を狙いにいく戦略も有効です。
5. 予算設計でつまずきやすいポイント
最後に、予算設計や運用開始後によくある失敗例を紹介します。
5.1 短期的な結果だけで判断してしまう
Indeed PLUSは運用型広告であり、AIが学習する期間が必要です。配信開始直後(最初の1〜2週間)は、CPAが高振れしたり、配信が安定しなかったりすることがあります。ここで焦って予算を止めたり、設定を頻繁にいじりすぎたりすると、いつまでたっても最適化が完了しません。最低でも1ヶ月、できれば3ヶ月単位での評価をおすすめします。
5.2 媒体ごとの役割を考えずに配分する
「Indeed PLUSを入れたから、他の媒体は全部切る」というのは早計な場合があります。専門職や特殊な資格職の場合、特化型サイトの方が効率が良いケースも残っています。全体のポートフォリオの中でIndeed PLUSをどう位置づけるか、全体最適の視点を持つことが大切です。
6. まとめ
Indeed PLUSの料金体系と予算シミュレーションについて解説しました。
6.1 自社に合った予算と目標の決め方の要点
- 料金はクリック課金型。無駄なコストを抑えやすい。
- 予算は「目標採用人数 × 許容CPA」から逆算するのが基本。
- 少額予算なら一点集中、まとまった予算ならキャンペーン分割で最適化を狙う。
6.2 次のレポート確認時に見るべき指標
現在すでに運用中の方は、次回のレポートで「インプレッション数(表示回数)」だけでなく、「応募率(CVR)」と「実際の採用数」に着目してください。Indeed PLUSの導入により、質の高い応募が増えているかどうかが最も重要な評価軸となります。
「自社の場合、具体的にいくら予算があればいいのか?」「今の運用は適正なのか?」など、運用について悩みがある場合は「お問い合わせ」よりご連絡ください。