【Indeed運用者必見】
apply-URLカラムは実装してる?CVRを約1.83倍にしたデータフィードのノウハウを紹介

本記事では、Indeedのデータフィード運用におけるapply-URLカラムの重要性と実装する上での注意点などを中心に解説します。

Indeed apply-URLカラムとは

XMLデータフィードのapply-URLカラムに応募フォームURLを指定することで、下記のように応募までの画面遷移が減少します。

<実装前>応募までの画面遷移

  1. (1)Indeed検索結果ページ
  2. (2)Indeed求人詳細ページ
  3. (3)広告主サイト求人詳細ページ
  4. (4)広告主サイト応募フォーム
apply-URL実装前の応募までの画面遷移図

<実装後>応募までの画面遷移

  1. (1)Indeed検索結果ページ
  2. (2)Indeed求人詳細ページ
  3. (3)広告主サイト応募フォーム
apply-URL実装後の応募までの画面遷移図

応募までの画面遷移が少なくなることで、より簡単に応募できるようになるため離脱率の改善が期待できます。

また、ATSを使用してIndeedに求人掲載をしている場合は、ATS自体にapply-URL(Indeedエントリーとも呼びます。)機能が搭載されていれば設定可能です。

「apply-URLを設定したいけどやり方がわからない…。」「現在使用してるATSにapply-URL機能が搭載されているかわからない…。」などでお悩みの企業様は、お使いのATS運営会社に相談してみることをおすすめします。

  • ATS(採用管理システム)とは、応募者の受付から面接、採用決定に至るまでの業務を一元管理するシステムです。
    「Applicant=面接者」「Tracking=管理」「System=システム」の頭文字を合わせた言葉で、日本語では「採用管理システム」と訳されています。

また、下記の記事ではapply-URL(Indeedエントリー)対応のATSを紹介しています。
ATSの導入や切り替えを検討されている企業様は、こちらもあわせてご覧ください。

applu-URLを実装する上での注意点

apply-URLの実装を検討する際、以下の点に注意が必要です。

管理画面で設定したパラメータが付与されない

apply-URLを設定すると、管理画面で設定したパラメータが付与されないことがあるため、キャンペーン別の効果測定がしづらくなります。
そのため、あらかじめパラメータを付与したURLを記載しておくことが必要です。

例:
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<job>
<title><![CDATA[仕事タイトル]]></title>
<description><![CDATA[仕事内容の詳細]]></description>
<apply-url><![CDATA[https://●●?utm_source=indeed&utm_medium=cpc
  &utm_campaign=indeed_churyoku]]></apply-url>
</job>

上記の赤文字部分のように、直接パラメータを付与しておくことで、アクセス解析を正しく行うことができます。
ただし、ATSを使用している場合はパラメータの付与ができませんのでご注意ください。

広告主サイトの応募フォームの仕様

どの求人からの応募なのかを判別するために、求人ごとで応募フォームを分けているケースがあります。
この場合、apply-URL実装後に当該求人のフォームに遷移しているかを確認することが大切です。

apply-URLを実装する上での注意点

また、応募フォームのURLが統一の場合でも、内部パラメータで判別している場合がありますので、実装前にサイトの仕様を確認しておきましょう。

CVRが約1.83倍!apply-URLの実装事例

apply-URLの実装により、CVRが劇的にアップした事例を紹介します。

apply-URLの実装事例

2020/10/10―2020/10/26(apply-URL実装前)と2020/10/27―2020/11/12(apply-URL実装後)でA/Bテストをした結果、CVRが約1.83倍上昇しました。
このように、apply-URLを実装することで応募率やユーザービリティの改善に貢献していることが見て取れます。

求人ボックスも2021年10月のアップデートにより、
apply-URLカラムの実装が可能に

2021年10月に実施された求人ボックスの大型アップデートにより、求人ボックスでもapply-URLカラムの実装が可能になりました。

Indeedと同様、XMLフィードの「apply-URL」に該当求人の応募ページURLを設定することで、求人詳細ページから広告主サイトの求人詳細ページをスキップして、応募フォームに直接遷移させることができます。

さいごに

今回は、Indeedの集客効果を高める「apply-URLカラム」について解説しました。
実装方法はやや複雑なものの、実装することでより効率的に応募者を集められる可能性があります。
まだ設定されていない方は、ぜひこの機会にapply-URLの実装を検討されてはいかがでしょうか。

Indeed・スタンバイ・求人ボックスに特化した
完全委託型データフィード運用サービス「e-FEED」について

イオレでは、三大アグリゲート型求人サイト「Indeed」「スタンバイ」「求人ボックス」に特化した、完全委託型のデータフィード運用サービスを行っております。今回紹介した「apply-URL」の実装はもちろんのこと、お客さまのサイトにあわせた最適なフィード作成~データ送信対応までを一気通貫で行います。

e-FEEDについて詳しくはこちら

関連する記事

実施に関するご相談など、
お気軽にお問い合わせください。