【2023年最新比較】
求人検索エンジン広告に適したデータフィード管理サービスとは?料金や機能、選び方解説つき
本記事では、求人検索エンジン(Indeed/求人ボックス/スタンバイ)広告に適したデータフィード管理サービス主要4製品の料金や機能を比較して紹介いたします。ぜひ導入を検討する際の参考にしてください。
- 本記事は2023年4月時点の公式サイトの内容を元に書かれたものです。各サービスの最新情報については、各運営会社にお問い合わせください。
データフィード管理サービスとは?
データフィード管理サービスについて説明する前に、まずは「データフィード」について説明します。
データフィードとは、企業が保有している商品データを広告配信先のフォーマットに加工・変換して送信する仕組みのことです。
- 「商品データ」 とは、求人サイトであれば「求人の情報」、旅館予約サイトであれば「宿泊施設の情報」など、それぞれのサービスが取り扱う商品の情報を指します。
データフィードの配信先は、求人検索エンジン、比較サイト、アフィリエイト、レコメンド広告、リターゲティング広告など多岐にわたるため、配信管理に「データフィード管理サービス」を活用されるケースが多いです。
また、データフィード管理サービスの形態は「ツール型」と「アウトソーシング型」の2つに分けられます。
- ツール型とは:担当者自身の手でデータフィードの作成・運用を行うための管理画面を提供するサービス
- アウトソーシング型とは:データフィードの作成・運用を委託できるサービス
データフィード管理サービスを導入する
メリット・デメリット
データフィード管理サービスを導入すれば、商品データの取得からフィードの生成、データ送信までを自動化できるため、広告運用の「PDCA高速化」やマーケティング担当者の「工数削減」につながります。
ただ、上記のようにデータフィードサービスの導入にはメリットが多いものの、デメリットもあります。それは求人数が少ない企業が導入した場合、逆にコストがかかってしまうという点です。
例えば、求人数が2~3求人しかない場合、データフィードを最適化するための配信ボリュームが足らず、迅速にPDCAを回すことができません。その結果、データフィードの恩恵を受けられずに思うような費用対効果を得られない可能性があるため注意が必要です。
求人検索エンジン広告に適した
データフィード管理サービスの選び方
データフィード管理サービスの選定で重要なポイントは、以下の通りです。
ひとつずつ解説していきます。
- ①利用したい媒体に対応しているか
- ②機能とコストは見合っているか
- ③サポート体制が充実している
- ④自社と似た企業が導入しているか
- ⑤求人検索エンジンのノウハウがあるか
①利用したい媒体に対応しているか
各サービスによって対応している媒体が異なる場合があります。事前に利用したい媒体が対応しているかを確認するようにしましょう。
②機能とコストは見合っているか
各サービスによって利用料や機能の充実性はさまざまですが、基本的には高機能なサービスほど利用料が高くなる傾向にあります。
ただ、利用料が安くても必要な機能を満たしていなければ意味がありませんし、反対にどれだけ高機能のものでも不必要な機能ばかりであればコストがかさむだけです。
サービスを選ぶ際は、機能性とコストのバランスを考えるようにしましょう。
③サポート体制が充実しているか
データフィード管理サービスを初めて導入する場合は、サポート体制が充実しているかを確認するようにしましょう。
特にツール型のサービスを導入する場合、お客さま側で商品データの取込やフィードの初期設定などを行うケースが多いため、ベンダー側が初期設定をサポートしてくれるかどうか、初期設定完了後も、定期的なサポートや、問題があった場合に対応してくれるかといったサポート体制の充実性は、比較したいポイントです。
また、サービスに何らかのトラブルがあった場合、広告運用に支障をきたしてしまうケースも考えられるため、エラーなどのトラブルが起きた際、どのようなサポートを提供しているのかも確認しておくことをおすすめします。
④自社と似た企業が導入しているか
自社と似たような業種や規模、事業内容の企業が導入しているかどうかは、運用イメージを掴むためにも参考になります。
公式サイトで導入事例を紹介していることが多いので、ぜひ参考にしてみましょう。
⑤求人検索エンジンのノウハウがあるか
特にアウトソーシング型のサービスを導入する場合、データフィードを運用する会社に求人検索エンジンのノウハウがないと、フィードの改善案が出てこないことがあります。
事前に運用会社側に求人検索エンジンのノウハウや運用実績があるかを確認しておくことをおすすめします。
また、確認する方法としては、運営会社の公式サイトやIndeed認定パートナー※の一覧ページをチェックするのが良いでしょう。
- Indeed認定パートナーとは、Indeed社に正式に認定された広告代理店のことです。
実績に応じてプラチナムパートナー、ゴールドパートナー、シルバー+パートナー、シルバーパートナーの4つのランクで分類されています。
プラチナムパートナー・ゴールドパートナーに認定されている会社は、Indeed社からIndeed広告運用の運用実績を認められているため、信頼性が高いと言えます。
データフィード管理サービス4製品を比較!
データフィード管理サービスはたくさんあり、それぞれ特徴や機能が異なります。
「どれを選べばいいかわからない」「自社に適しているのはどれだろう?」などと迷われることも多いでしょう。
そこでデータフィード管理サービスを「ツール型」と「アウトソーシング型」別でピックアップし、それぞれを比較検討できるように、特徴や機能、料金などをまとめました。
データフィード管理サービス選びの参考にしてみてください。
データフィード管理サービスの早見表
ツール名 | 特徴 | 運営会社 |
---|---|---|
dfplus.io(ツール型) | フィード初心者でも安心して使える直感的なUI | 株式会社フィードフォース |
DFOマネージャー(ツール型) | 対応媒体が豊富 初期費用は0円のため、手軽に導入可能 |
ニフティライフスタイル株式会社 |
Gyro-n DFM(アウトソーシング型) | 株式会社イルグルムの提供する広告効果測定ツール「アドエビス」と連携可能 | 株式会社ユニヴァ・ジャイロン |
e-FEED(アウトソーシング型) | お客様の負担をかけずにフィードの作成から 各媒体へのデータ送信対応、フィード改善までを一気通貫で代行 |
株式会社イオレ |
参考のために弊社サービス「e-FEED」の情報も記載しています。
ツール型のデータフィード管理サービス
dfplus.io
特徴
- フィード初心者でも安心して使える直感的なUI
- プレビュー機能や自動最適化機能など、さまざまな機能が搭載
- 無料トライアル実施中
対応媒体
以下の媒体に対応していることが明記されています。
Indeed / スタンバイ / 求人ボックス / キャリアジェット / Criteo / Google / Facebook / Instagram / LINE / Yahoo! / シルバーエッグ・テクノロジー / awoo.AI / visumo / KANADE DSP / Logicad / RTB House / STAFF START / Pinterest / TikTok / Ligla / Tig / Twitter
- 上記以外の媒体も「カスタムデータフィード」を使用することで作成可能です。
料金
- 初期費用:0円
- エントリープラン:月額3万円
- スタンダードプラン:月額5万円
- プロフェッショナルプラン:月額7.5万円
- エージェンシープラン:月額10万円
- スタータープラン(Shopify限定):月額1万円
- 作成可能フィード数や管理可能アイテム数、管理サイト数によって変動します。
こんな企業におすすめ
ツールの使いやすさを重視している企業向け
運営会社
株式会社フィードフォース
DFOマネージャー
特徴
- 商品名の加工、効果測定パラメータの設定など、簡単にデータ加工が可能
- 初期費用は0円のため、手軽に導入可能
対応媒体
要問合せ
料金
- 初期費用:0円
- 3フィードプラン:月額3万円
- 5フィードプラン:月額5万円
こんな企業におすすめ
- さまざまな媒体でデータフィード広告の実施を検討されている企業向け
- 1フィードあたりの料金が安いため、とにかくコストを抑えたい企業向け
運営会社
ニフティライフスタイル株式会社
アウトソーシング型のデータフィード管理サービス
Gyro-n DFM
特徴
- タグのカスタマイズや実装支援などのオプションが充実
- 株式会社イルグルムの提供する広告効果測定ツール「アドエビス」と連携可能
対応媒体
Indeed / 求人ボックス / スタンバイ / carrerJET / Criteo / Google / Yahoo! / LINE / Facebook / Instagram / RTB House / candy / Logicad / AdRolL / Rtoaster / KANADE
料金
- 初期費用:5万円 ※メディア追加毎に+2万円
- 利用料金:月額3万円 ※メディア追加毎に+1.5万円
オプション
- クローラー開発によるデータフィード生成:5万円
- マスターデータ連携によるデータフィード生成:2万円
- タグ生成及び設置支援:5万円
こんな企業におすすめ
- タグの設置作業からデータフィード生成までまるっと任せたい企業向け
- 「アドエビス」と連携させたい企業向け
運営会社
株式会社ユニヴァ・ジャイロン
e-FEED(完全委託型データフィード運用サービス)
特徴
- サイトにあわせてフィード内容を完全カスタマイズ
- お客さまの負担をかけずにフィードの作成から各媒体へのデータ送信対応、フィード改善までを一気通貫で代行
対応媒体
Indeed / 求人ボックス /スタンバイ
料金
- 初期構築費:1媒体10万円
- 保守運用費:月額5万円 ※サイトもしくは媒体追加毎に+1万円
こんな企業におすすめ
- 求人検索エンジン(Indeed / 求人ボックス /スタンバイ)に特化して任せたい企業向け
- フィード作成・管理のみならず、広告代理運用まで一気通貫で任せたい企業向け
- データフィードツールでは手の届きにくい細かい設定まで行いたい企業向け
運営会社
株式会社イオレ
さいごに
いかがでしたでしょうか。
各社さまざまなデータフィード管理サービスを提供しているため、比較・検討するときは自社が求める機能を明確にしなければ選びきれません。データフィード管理サービスを導入する前に、導入目的を明確にしたうえで、自社に合ったサービスを選びましょう。
Indeed・スタンバイ・求人ボックスに特化した
完全委託型データフィード運用サービス「e-FEED」について
イオレでは、「Indeed」「スタンバイ」「求人ボックス」に特化した、完全委託型のデータフィード運用サービス「e-FEED」の提供を行っております。
お客さまのサイトにあわせた最適なフィード作成~データ送信対応までを一気通貫で支援いたしております。
データフィードの導入、求人検索エンジンの運用代行の依頼、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。