CMで話題!
求人ボックスの効果改善に使える機能や活用例を解説

求人検索エンジンといえばIndeedが有名ですが、実は求人ボックスは2024年のオリコン顧客満足度®ランキング 「求人情報サービス」において、初となる総合1位を獲得しました!
最近はcmでも話題の求人ボックスですが実はIndeedやスタンバイにはない求人ボックス独自の機能があるのをご存じですか?
本記事ではその機能や活用例をご紹介します。

求人ボックスのレポート機能について

求人ボックスは様々な条件で合わせてレポート出力が可能です。
その中でも独自のレポートをご紹介していきます。

求人ボックスの出力レポート一覧

①キーワード別レポート

求人ボックスでは、掲載した求人が、どのような検索キーワードでクリックされたのかをレポートで確認することができます。
集計対象期間と集計対象キャンペーンを選択するだけで抽出できるので、非常に扱いやすく便利なレポートになっています。

  • 集計対象期間内の「表示回数」が30以上発生していることが抽出条件となっています。
  • 集計対象期間:「昨日~60日前」までの範囲で選択可能
  • 集計対象キャンペーン:設定されているキャンペーンから抽出したいものを選択

②時間帯・曜日別レポート

時間帯や曜日ごとの運用状況を確認できる点も、求人ボックスならではの機能になっています。
0-7時、8-15時、16-23時の3つに区切った時間帯を曜日別で抽出し、運用効果を測ることができます。抽出できる項目は、表示回数、クリック数、クリック率(CTR)、平均クリック単価(CPC)、費用、応募数(CV)など日別、月別のレポートと同じ項目です。

キーワードや時間・曜日別での入札単価設定

求人ボックスでは特定のキーワードや、曜日・時間に着目して、入札の強弱を設定することができます。

①注力キーワード設定

設定したキーワードがユーザーの検索キーワードと一致した場合に入札を強めることができる機能です。
注力キーワードは複数設定することができ、設定されたキーワードが検索キーワードに1つでも一致していれば、キャンペーンに設定した単価より高く入札できる仕組みです。
これはマッチ度の高い求職者からのクリックを効率良く集める上で最適な設定です。配信を強化したいキーワードとその入札価格を高めに設定することで、求職者が対象のキーワードを検索した際にだけ入札を強められ、広告の表示機会が増える=マッチ度の高い求職者に閲覧されやすくなり、求人をクリックしてもらえる機会が増加します。

(例)

注力キーワード:「看護師」
検索ワード:「看護師 バイト」の場合、入札単価が変更されます。
検索ワード:「准看護師」の場合、入札単価は変更されません。

設定されたキーワードに対して求職者が検索したキーワードが1つでも完全一致していれば入札単価が変更される仕組みです。

②配信対象外検索キーワード設定

配信対象外検索キーワード設定すると、設定したKWを含む検索に引っ掛からないようにすることができます。
あらかじめターゲット以外からの無駄クリックを防げるため、限りある予算を有効活用 していく上で最適化に繋がります。

(例)

除外キーワード「未経験」
検索キーワード「未経験 バイト」の場合でも配信対象外となります。

③時間帯別・曜日別の配信設定

時間帯や曜日別で入札単価の調節が可能な点も、求人ボックスを象徴するポイントです。
先ほどの3つの時間帯と各曜日で合わせて21ブロックに分けて、それぞれの入札単価を設定できます。

時間別・曜日別配信設定例

入札単価は、下は0%から上は500%まで、計12段階の設定が可能です。
ご紹介した時間帯・曜日別レポートをもとに、応募を獲得しやすい時間帯や曜日の入札を強化し、反応が鈍い時間帯や曜日の入札を弱める等、状況に合わせた運用を実現し、運用効率を上げることができます。

求人ボックスの機能を活かした活用例

ここからは、レポート・入札調整機能の活用事例をご紹介します。

キーワード別レポートを活用し、注力キーワードを設定

指定したキーワードの入札を強化できる注力キーワード設定ですが、キーワード選びのポイントは、2点です。

  • 数値に基づき、効果の見込めるキーワードを設定すること
  • 雇用形態や業種など競争率の高い「ビッグワード」ではなく、詳細な職種名など、競合しづらくマッチ度を高めやすい「スモールワード」を設定すること

まずは管理画面から「キーワード別レポート」を出力し、どのようなキーワードで成果が出ているか、確認しましょう。

▼例1
  • 業種:製造業
  • ターゲット:正社員、若手~中高年
キーワード 応募率
正社員 0.05%
軽作業 0.09%
工場 0.17%
フォークリフト 0.15%
溶接 0.00%
梱包 0.26%
土日祝休み 0.00%
イラスト 0.00%
シール貼り 0.00%
寮完備 1.43%
倉庫内作業 0.00%
塗装 0.00%

費用が高い順にキーワード別レポートを見ると、「フォークリフト」「梱包」などの製造系のスモールワードは応募率が高く、応募単価も良い点から、成果が出ていることが分かります。
また、メリットワードである「寮完備」も応募率が高く、応募に繋がりやすいキーワードだと仮説が立てられます。

この場合、「フォークリフト」「梱包」「寮完備」を強化キーワードに設定し、入札単価を高く設定することがおすすめです。

時間別レポートを活用し、時間別の入札強化を実施

続いて、時間帯別の入札強化の活用例をご紹介します。
管理画面より「時間別レポート」を出力し、時間・曜日ごとの傾向を確認してみましょう。

▼例2
  • 業種:警備
  • ターゲット:全年齢、正社員・アルバイトパート
時間 応募率 応募単価
0~7 0.22% ¥13,835
8~15 0.41% ¥9,297
16~23 0.20% ¥18,311

時間帯別の傾向を確認すると、8~15時が、他の時間帯と比べて応募率・応募単価が良いことが分かります。
そのため、8~15時の入札を強化し、他の時間を抑制することで、全体の応募効率を上げることができそうと仮説を立てられます。

この場合、8-15時の入札を強め、他の時間帯を弱めることがおすすめです。

まとめ

求人ボックスは上記の機能を活かして求人群の配信強弱をコントロールできる点が特徴です。今後、年齢や性別でのターゲティング機能もリリースされますので、より精度の高い配信が期待できます。

  • 2024年10月リリース予定

また、求人ボックスの独自のレポート(キーワードレポートなど)で求人の傾向をつかみ、Indeed、スタンバイのペルソナ設定や、原稿改善に活用することもできますね。
以下のようなお悩みがある方は、是非求人ボックスを開始・強化も考えてみてはいかがでしょうか。

  • 特定の求人に応募が来ない
  • 媒体数を増やして並行して運用したい
  • より細かな分析、運用を行いたい

もしベストな運用方法が思い浮かばない場合は、代理店に運用を任せるのも一つの手です。

イオレでは求人検索エンジンIndeed・スタンバイ・求人ボックスを長年取り扱っており、運用したことによる効果改善実績などもございます。
媒体を横並びにして効果を評価し最適な予算提案を行うことで、全体的な改善に導くことが可能です。詳しくはお問い合わせよりご連絡ください。

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